チャットレディは個人事業主として働くことになる
チャットレディのお仕事は、アルバイトやパートではなく個人事業主として働くことがほとんどです。そのため、自分で行わなければならない手続きなどもあり、仕事以外の負担も増えます。
また、これまで会社に雇われて働いていた人にとっては、確定申告書の作成や所得控除の計算などについて、あまり理解できていない人も多いと思います。
この記事では、そのような人に向けて、個人事業主に必要なことをいくつか紹介していきたいと思います。これからチャットの仕事を始めようと思っている人は、是非参考にしてみて下さい。
チャットレディはどうして個人事業主になるの?
チャットレディはメールレディ同様、個人事業主として働くことになります。なぜ、アルバイトやパートではなく、個人事業主になるのでしょうか。
まずは、この部分から紹介していきたいと思います。
チャットレディは雇用契約を結ばずに仕事を行う
チャットレディはどこかに雇われるわけではありません。そのため、給与所得ではなく報酬という形で働いた対価を受け取ることになります。
仕事をするときに、雇用契約書ではなく業務委託契約書を結んで始めることがほとんどです。
場合によっては社員のような形で雇われることもある
しかし、全てのチャットレディが個人事業主になるわけではありません。登録する代理店や事務所によっては、アルバイトやパートとして採用しているところもあります。
また、人気のチャットレディは社員扱いにして社会保険などに加入させる高待遇を用意しているところもあります。
それでも個人事業主として働くことがほとんどなので、『チャットレディ=個人事業主』と考えて問題ありません。
チャットレディは個人事業主なので確定申告が必要
会社に勤めているのなら、所得税や住民税は源泉徴収という給与から天引きされる形で納めることになります。しかし、チャットレディは個人事業主なので、自分で確定申告をして納税しなければなりません。
この確定申告は、初めて行う人にとっては大変厄介なものになります。全く知識がない人にとっては、事業所得や雑所得の違いすらわからず、中には、「何から手を付ければいいかわからない」という人もいるくらいです。
ここでは、そんな人たちのために確定申告について詳しく解説していきたいと思います。
確定申告の基本
確定申告という言葉は聞いたことがあっても、その内容については理解できていない人も多いと思います。
確定申告というのは、1年間の所得を確定させ、それに伴う税額を計算したり納付するための手続きになります。噛み砕いて説明すると、「自分の所得はこれくらいなので、これだけの税金を納めます」という申告をするものです。
毎年2月半ばから3月の半ばまでと期間が決められており、義務があるのならこの期間に必ず行わなければなりません。忘れてしまったり期限に間に合わなかったりすると、ペナルティを受けることになるので注意するようにして下さい。
所得が一定の額を上回るなら確定申告をしなければならない
確定申告は、個人事業主なら誰でもしなければならないものではありません。確定申告が必要かどうかは、所得額で判断します。
個人事業主の場合は、48万円以上の所得を得ているのなら確定申告をする義務を追います。また、副業でチャットレディをしているのなら、20万円以上の所得を得た場合に確定申告が必要になるので注意するようにしましょう。
この48万円や20万円というのは、収入額ではなく所得額で判断します。所得とは収入から必要経費を引いて算出される数字です。稼いだお金全てで判断するわけではないので、この部分はきちんと理解しておくようにしましょう。
白色申告と青色申告の違いを解説
確定申告には、白色申告と青色申告という2つの種類があります。この2つの申告方法は、かかる手間と控除額が変わるものです。
白色申告は面倒な手間を省いて確定申告を行える一方、控除の金額は低くなります。逆に、青色申告は複雑な作業が増えますが、控除額が増えるというものです。
初めて確定申告を行う人や確定申告に時間をかけたくない人は、白色申告を選ぶことをおすすめします。逆に、何度も確定申告をしていたり、納める税金をできるだけ減らしたい人は、青色申告がおすすめです。
ただし、青色申告は複式簿記になっていて、貸借対照表と損益計算書を添付して確定申告書を提出しなければならないことになっています。控除額が高いというメリットがある分、書類作成や管理の手間はかかります。
青色申告は事前の手続きが必要になる
白色申告は誰でも行なえますが、青色申告は事前に手続きをしなければできません。
開業届と青色申告承認申請書という書類を税務署に申請する必要があり、これを怠っては青色申告は認められません。青色申告をしようと考えている人は、この手続きを忘れずに行うようにして下さい。
最大で65万円の控除を受けることができます。
経費を計上することで節税にもなる
先程も紹介した通り、税額の計算は収入から必要経費を差し引いた所得額で行います。そのため、経費を計上することで所得額や納める税額を減らすことが可能です。
チャットレディの仕事で、経費と認められる出費の範囲は広いです。
- 配信用のパソコン代
- ウェブカメラ代
- コスプレ衣装代
- 在宅チャットレディの家賃や通信費や光熱費
- 通勤チャットレディの交通費
など、他にもさまざまな出費が経費として認められます。経費に計上するのなら領収書やレシートが必要です。保管期間が定められているので、大事に保管しておくようにしましょう。
わからないなら税理士に相談しよう
ここでは、確定申告について紹介していきました。しかし、これでもまだ理解できていない人もいると思います。書き方なども初めての場合には難しく感じるでしょう。
そんな時は、無理に自分で進めるのではなく税理士に依頼するのをおすすめします。無理に自分で確定申告を進めてしまうと、間違った申告書を提出することになり、追加で税金の負担をすることにもなりかねません。
本来納めるべき税額よりも高額になってしまうので、疑問点やわからないことがあれば税理士に相談するようにしましょう。
チャットレディは個人事業主だからこそ働き方が大切になる
個人事業主で働くことになるチャットレディ。確定申告以外にも気を付けなければならないことがあります。
ここでは、その中でも特に注意しなければならない働き方について紹介していきたいと思います。
働くモチベーションを維持するのが大事
チャットレディは自由出勤の仕事です。誰かに雇われているわけではないので出勤を求められることもありません。
自分で出勤する日を決めることになるので、仕事に対するモチベーションが重要になります。このモチベーションの維持ができないと、だらけてしまい働く日数や時間を大きく減らすことになります。
高収入を稼げる仕事ですが、出勤しなければ稼げるものも稼げません。仕事に対する高いモチベーションを維持できるような働き方が大事になります。
ただし、無理のしすぎには注意が必要
自由に出勤できるということは、極端な話をすると365日休みなしで出勤できるということにもなります。チャットレディの中には、頑張りすぎてしまい休みを挟まずに働き続けてしまう人も多く、これが原因で体調を崩すこともあります。
自由出勤の仕事だからこそ、無理をしすぎるのだけは気をつけるようにして下さい。
チャットレディはそこまで多く出勤しなくても稼げる仕事です。週に2,3回休んだとしても問題なく高収入を稼ぐことはできます。体調不良にならないよう無理をしない程度に働くようにして下さい。
チャットレディの代理店に登録すれば個人事業主について学べる
チャットレディをするのなら、代理店に登録することをおすすめします。チャットレディの代理店に登録することで、個人事業主に必要なことを学べるので、これまで会社員をしていた人でも楽に働くことができます。
特におすすめなのが、チャットレディAlice小倉です。こちらの代理店は、個人事業主であるチャットレディが悩まないよう、さまざまなサポートを行っています。税金に関する話や節税のためのお話などもしてもらえるので、確定申告もスムーズに行えるでしょう。
また、稼げるチャットレディになるために、個人個人に研修もしているので、高収入チャットレディになりたい人にもおすすめです。手厚いサポートを受けながら高収入を稼ぎたい人は、是非チャットレディAlice小倉で働いてみて下さい。